導入事例

1.  教員の負担軽減の為に、専門分野に特化した部活動指導員を導入

部活動指導員を多く入れていただいていると思いますが、きっかけ、導入の理由を教えてください。

指導可能な教員が不足しており、負担を軽減するためです。色々な調査の末、サクシードさんを選び、指導員の手配を開始しました。

部活動指導員を導入する前は先生方が部活動を見られていたのですか？

はい、そうです。ただ先生方には得意不得意があり、教えられないものが出てきますし、学校としても色んな面で負担になってしまいます。そういったところでしっかり見て頂ける指導員を入れてあげた方が、生徒のためにもなると思いました。

2.  部活動指導員の導入により先生からは「感謝」の声があがる

部活動の指導員を導入した際、特にバスケットボールなどの人気でメジャー競技を担当していた先生方から反対意見はありましたか？

特に反発はありませんでした。部活動を担当できる先生がいる場合は引き続きその先生が担当しています。基本的には指導が難しい部活を指導員にお願いしているので、寧ろ感謝の声を頂いていますね。

先生方の負担、残業時間は減っていると思いますか？

先生の残業は平均2時間程度減りました。その為、授業準備とか他の業務に手が回せるようになっており、負担は大分減っております。
ただその分、放課後の時間帯は生徒間とのコミュニケーション不足が生じやすいですので、先生と指導員とのより密な連携は引き続き必要です。

3.  生徒の「取り組む姿勢」や「礼儀面」も指導員のおかげで改善

導入後、生徒さんからの影響、感想はいかがでしょうか。

生徒のやる気が向上し、特にバスケットボール部、バレーボール部で活気が出ました。指導員のおかげで、生徒たちがより主体的に活動しています。
部活動としての取り組む姿勢や礼儀面も指導員のおかげで改善されました。
生活面も含め、多方面での影響がありますね。生徒の部活に対するモチベーションも上がっています。
「朝練に参加したい」とい生徒も増えてきており生徒の意欲や主体性も芽生えてきています。

先生方の影響や感想についてはどうですか？

事業の関係で放課後に会議が頻繁にあり、部活動を見ることが困難なため、非常に助けになっています。
これが１番大きい所で生徒のやる気も向上しており、先生方も授業準備などに集中できるようになり、そういった部分では助かっていますし、ありがたいです。

4.  「気を使って頂いている」安全面・生徒との距離感の配慮

指導員の生徒との安全管理と適切な距離感の配慮に関してはいかがでしょうか？

安全管理につきましては、聞く限りでは問題ないようで、寧ろ気を使ってやって頂いていると思います。
生徒間との距離感は、特に難しい年代ですので、どこまで関わるべきかを慎重にヒアリングを頂きながら、大変気にして頂きながら行って頂いているかと思います。
異性の指導員や経験豊富な指導者ほど、厳しさと寛容さのバランスを取るのが難しいと感じています。
その為、顧問の先生と指導員は密に連絡を取り合うようには伝えており、何かあった際は顧問の先生から連絡が来るようにしています。

今後の指導員に期待することはありますか？

指導員の方達は大変頑張ってくれていて、基本的には現状の業務で問題なく、大きな助けとなっております。特に練習試合の時も同行してくれる所は大変感謝しています。

5.  指導員の導入の「デメリット」より「メリット」の大きさを見てほしい

昨今、働き方改革について話題が出ていますが、多くの学校が予算面や外部委託に対する不安があり、導入に踏み出せていない状況です。この点について、学校側へメッセージはありますか？

指導員は生徒に対するコミュニケーションに凄く頑張ってくれているし、生徒たちも指導員を深く慕ってくれています。これは彼らの努力が実を結んでいる証明だと思います。
ぜひ、導入を検討されている学校は一歩踏み出してくれると嬉しいです。

この度はお忙しいところありがとうございました。

こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

【まとめ】

このインタビューから、部活動指導員の導入が先生方のプライベート・仕事時間の管理において大きく貢献している事が明らかになりました。
特に指導が難しい部活動は指導員に任され、これにより先生方は他の業務に集中できるようになりました。生徒のモチベーションも向上し、部活動への取り組み姿勢や礼儀面も改善されています。
また、特定のマニアックな部活動に特化した指導員の数には限りがあり、これが課題ですが、多岐にわたる業界からのアプローチが可能であるため、弊社としては引き続き努力していきます。貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。